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20数年ぶりの空白期間を経て最近またジュリーにはまってしまったcocoのジュリー三昧ブログです。遠いアメリカから愛をこめて。


by julieforever
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『勝手にしやがれ』における私的妄想 その1

数ヶ月前に、You Tubeでジュリーが山口百恵さんと出演したビッグショーの映像を見ていたとき、
どなたかのコメントに
「『プレイバックPart 2』は『勝手にしやがれ』のアンサーソングです」、とありました。

そういわれれば、当時そんな話があったような・・・・。 かなり記憶がおぼろげです。
そして、考えてみれば、
♪「かってにしやぁがれ~、でていくんだろう」 これーはゆうべのあなーたのせりふ・・・♪
なんて歌詞がありますもんね。

でもね~、私の中では、『勝手にしやがれ』の相聞歌(というのか?)は
ペドロ&カプリシャスの『ジョニーへの伝言』と、ずーっと前から決まってたんですよねー。
「悪いことばかりじゃないと、想い出かき集めかばんに詰め込む」女の子は
真っ赤なポルシェをかっ飛ばして、他のドライバーに「ばかにしないでよ!!」と
どなり返す子とはどうしても繋がんないのよねぇ。

そしたらですね、とあるブログにも、これと似たようなことを感じられる文面があったんですよ!!
ほんの1行ですけどね。(→こちら




以下、私の妄想です。

ダンサーとして米軍基地内でバイトをしているハーフアメリカンのマリーは
ギタリストとして最近ライブハウスに入ってきたジョニー(日本男児どす)と出会います。
年齢はマリーがジョニーよりひとつ年上っつーのがいいかな。
 注:マリーという名前は、やはりペドロ&カプリシャスの『五番街のマリー』からとりました。
「きれいな顔した日本人の子ね。こんな荒くれどもの中で大丈夫かしら」
ダンサー仲間と興味本位に関心を持つマリー。
そんな心配とは裏腹に、ジョニー君はかなりの骨太の日本男児でした。
「女みてーなガキだな。ドレス着てこいよ、かわいがってやるからよ」とアメリカ兵達がからかえば、
覚えたてのスラングな英語で相手に喧嘩を売るのは朝飯前。
取っ組みあいの喧嘩になることもしばしばという血の気の多さ。(ひぇ~~っ)
最初は生意気な野郎だと思われていたジョニー。(いつも無口でふてくされた顔してるし。)
それでも、彼のギタープレイのうまさには誰も文句をつけることはできず、
次第にからかわれることもなくなり、
その圧倒的な存在感でアメリカ兵たちからも認められるようになるんですね。
マリーも、このころになるともう随分とジョニーのことが気になってます。
ジョニーのストイックさはね、ばか騒ぎのアメリカ兵たちの中ではかなりポイント高いんですわ。
あの顔からして神秘的だし。(あの顔って、もちろん20代の若ジュリーを連想してくだされ)

マリー以外にもダンサー仲間やライブの常連客でジョニーに気がある女の子達は案外多くて、
何人も色目を使うんですけど、硬派なジョニー君は誰にもあんまり興味を示さないんですね。
同じところで働いてるマリーとジョニーですが、
ダンサーのマリーはジョニーと同じステージに立つことがないので、
ほとんど会話らしい会話を交わしたことはありません。
それでも、あるとき、マリーが何かのきっかけで日本語で話しかけたことから、
ジョニーはマリーに心を開いていくんですよ。(マリーちゃんハーフですからバイリンガルなの)
ジョニー君、アメリカ人ばっかりの異質な世界で気を張ってたんですね。
英語にコンプレックス持ってるから無口だったし、
バカにされてたまるかって言う、ものすごい気負いで突っ張ってたともいえる。
だから、アメリカ人女から色目使われても、
気の利いた返事ができずにクールを装ってたんすね。
そう思うとかわいいヤツで、
このアンバランスなところがまた魅力ともなってマリーはもうぞっこんになるのよ。
そんでもって、ジョニーにとっても、日本語が通じるマリーが特別な存在になっていくんですな。
自分の母国語で会話ができるというのはほんとに嬉しいことなのよ。これは私が身を持って体験してます。

国に帰ることが決まった常連のアメリカ兵たちは、去り際に誰もがジョニーに
「アメリカに来いよ。向こうでギターやってみたらどうだ」なんて言ってくれるもんだから、
ジョニーもだんだんその気になってきます。
そして、渡米のためにバイトも増やしたりと、俄然資金稼ぎに頑張るジョニー。
マリーも、ジョニーがアメリカへ渡るなら自分も一緒に行く、と告白し、更に固く絆が強まる二人。
いいなぁ~、若いって。怖いものなんて何にもないからね。

そうと決まれば、ライブハウスや基地の知り合いのコネをあれこれと使って
渡米先の段取りをつけるマリーちゃん。
女はこういうとき行動が早いよ。

そうこうして、晴れて二人はカリフォルニアの青い空の下で新たなスタート地点に立つのです。



あぁ~~っ、やけに長いなこりゃ・・・。
『勝手に・・・』と『ジョニーへの・・・』の歌の世界に表現されてるシーンにたどり着くには
まだまだ先が長いわ。

というところで、一旦ここで切ります。

読み返してみたら、『勝手にしやがれ』というよりも、『ジョニーへの伝言』における妄想の方が
大きく占めてますね。
正直言って、『ジョニーへの・・・』の方がたやすく場面の連想ができるのよね。


ま、そういうわけで続きはまた次回のお楽しみ。 え?誰も楽しみにしてないって?
by julieforever | 2009-10-03 18:14 | ジュリーあれこれ